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TOKYO WINE PARTY

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ブドウ栽培に適した4つの気候


気候には様々な種類がある

気候には様々な種類がある
10月も半ばに差し掛かり、いよいよ2015年もあとわずかといった雰囲気が感じられてきましたね。私はそろそろ新酒の時期なのでワクワクが止まりません。
こんにちは、ハルルです。
前回のブログでブドウ栽培に適した気候条件を詳しく解説していきましたので、なんとなくこんな場所が向いているんだなあ、というところまではご理解いただけたんじゃないかと思っていますが、今回は、それを少し掘り下げてみたいと思います。

気候にはいくつかの種類があり、その土地の特徴がワインの味わいにも大きく影響を与えます。ここでは、ワイン造りに適した4つの気候をご紹介していきたいと思います。

①大陸性気候

大陸性気候は一日の気温差が大きく、また年間の気温差も大きいです。夏は暑く、冬は寒く、はっきりとした四季があります。晴天率が高く、湿度が低いのでからっとしたドライな気候。秋になると急激に気温が下がるので、晩熟の品種には向かないようです。それから、ヴィンテージによる個性が出やすいとも言われる気候です。

代表的な産地は
ブルゴーニュ地方/フランス
ドイツ
アルゼンチン
セントラル・オタゴ/ニュージーランド

②高山性気候

標高が高いため基本的には冷涼で、一日の気温差が大きい気候です。温帯地方の2000m超の場所の気候を指します。夏は短く、冬は寒さが厳しい。山の斜面を利用したぶどう栽培はたくさん日照量が確保できます。農作業するにも大変な地域の気候ですね。

代表的な産地は
ジュラ地方・サヴォワ地方/フランス

③海洋性気候

海からくる温暖な風の影響により気温差が少なく、比較的湿度が高い気候です。秋は長く穏やかで、ぶどうが十分に成熟するのを待って収穫ができるので、晩熟型のぶどう品種に適しています。年によっては収穫時期に雨やひょうに見舞われることがあるようです。

代表的な産地は
ボルドー地方/フランス
チリ
ニュージーランド

④地中海性気候

年間を通して温暖で、夏はより乾燥してカラッとしています。日射量が多く安定しており、冬は降水量が少し増えます。ぶどうの成育期間中は雨が少ないので、病害のリスクが少ないのも良いところです。

代表的な産地は
プロヴァンス地方/フランス
スペイン南部
イタリア
カリフォルニア
オーストラリア南部

このように、生産者は自分の畑がどのような気候であるかをまず知った上でその気候に合ったぶどう品種を育てているんですね。それぞれの気候の特徴を知ることで、ワインに対する感じ方に少し影響があれば嬉しいです。

それぞれの気候、情景を思い浮かべながら、秋の夜長ワインを楽しんでくださいね。

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初めての方が一人で参加しても楽しめるフレンドリーな会です。

皆さまのご参加を主催者一同お待ちしています。

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