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ワイン用ブドウの栽培に適した気候 3つの条件


農作物にはそれぞれ適した気候がある

こんにちは、ハルルです。
皆さんの地元ではどんな名産品がありますか?
私の地元千葉県は房総半島ではおいしい鮮魚もたくさんとれますし、農産物では梨や落花生が有名です。
ワインの原料はブドウ、こちらももちろん農作物のひとつなので、品種によって適した気候があるんです。今日はそんなお話を。
ワインのヴィンテージについて考えるでも書きましたが、ぶどうにとって良好な気候

降水量が少なく、日照時間が長い、また、一日の寒暖差が大きいという3つが挙げられましたね。
今日はこれをもう少し詳しく説明していきましょう。

①降水量は少ないほうが良い

ブドウの生育には適度な水分が必要です。砂漠ではブドウはなかなか育ちません。降水量が極端に少ないと、成長不良や果実の成熟不良が起こり、ひどい時には枯れてしまします。しかし水分が多すぎると、木の樹勢が強くなって凝縮した良い果実をつけないので、基本的には生育期間中にはあまり降水量が多すぎない方がよいとされています。さらに、湿気が多すぎると病気が起こりやすかったり害虫が発生したりするため、開花から収穫までの約3か月間はカラッとした晴天が多いのが理想的です。
また降水量の少ない地域では、根元に草を生やして地表からの水分の蒸発を防ぎ、土の中の保水力を高めるなどの対策を行っているところもあります。

②日照時間は長いほうが良い

ブドウは大気中の二酸化炭素と土から吸い上げた水を使って光合成をし糖分を作っていくので、光合成をするために日照と温度を確保しなければなりません。高い糖度を得るためには生育期間中(北半球では4月下旬~9月ごろ)に1300~1500時間以上の十分な日照が必要とされています。
また、温度に関しては年平均気温が10~16℃の温暖な気候が良いとされています。一方で、気温が高すぎると、高温障害と呼ばれるぶどうの生体内の機能障害がでて、生育が停止したり果実の成熟が遅れてしまいます。

③一日の寒暖差が大きいほうが良い

よく寒暖差があった方が果物が甘くなるということを聞きますよね。一般に夜温が低い方が糖度が高くなる傾向にあるとされます。これはどうゆうことかというと、ブドウは昼間に糖分を作っていくわけですが、それと同時に、作られた糖分はエネルギーとして消費されていきます。温度が高いとブドウも活発に呼吸するので、エネルギー消費も大きいのですが、夕方~夜に気温が下がると、ブドウの呼吸も低くなり、エネルギーとしての糖分の消費も少なくなるのです。昼間に作られた糖分をしっかりと蓄積させるためにも寒暖差というのが大事になってくるんですね。

また、同じ気候帯でも標高や斜面の向き、あるいは風の流れの違いなどにより、日照・気温・降水量にわずかな差が出ることがあります。これを「ミクロクリマ」と呼び、小さな区画ごとにワインの個性がそれぞれ異なる要因のひとつとなります。

さて、栽培に適した気候条件はお分かりいただけましたでしょうか?
次回は、その中でも代表的な4つの気候をご紹介したいと思います。
それでは、また^^

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