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TOKYO WINE PARTY

人と人がゆるくつながる。自由で気楽なワイン・パーティー

ラベルの読み方を知ろう~ワインの名刺~


ラベルはワインの情報の宝庫

こんにちは。ワイン会スタッフのハルルです。皆様にワインのある暮らしを豊かなものにしていただくため、基本情報、豆知識、コラムなど発信していきたいと思います。このブログを通して、ワインについて学んでいきましょう!

本日はワインのエチケット、ラベルのお話。

ワインが難しいと感じる要素の一つに「ラベルが複雑で読みにくい」というものがあります。もちろんのことワインは開けてみないとどのような味わいなのかわかりません。これがワインの面白さであり奥深さでもありますが、実はワインラベルには銘柄を始めヴィンテージ、産地やブドウの品種、生産者、格付けなど、味わいをイメージするのに重要な数多くの情報が盛り込まれています。

これらを読み解くことができるようになると、ワインの世界がまた一歩深く感じられることでしょう。ラベル表記は、国ごと、あるいはEU圏の法律で定められた、必ず記載しなければならない事項が決められていたり、規則性のあるものが多いので、まずは代表的なものをご紹介します。

ワインラベルの読み方

ここではフランス・ボルドー産のワインとニュージーランドワインのラベルを見てみましょう。


①ワイン名
②産地
③生産者名
④格付け
⑤ヴィンテージ
⑥アルコール度数
⑦容量
⑧元詰め先
⑨ブドウ品種

ボルドーやブルゴーニュ、シャンパーニュなどのフランスワインや他ヨーロッパのワインの一部にはブドウの品種名が書かれていないものが結構あります。これは法律で「このワインを名乗るためにはこのブドウを○○%使わなくてはいけません」といったものが定められているため、あえて記載する必要がないからです。対してニューワールドのワインはブドウ品種名がそのままワイン名になることが多いです。

ラベルを見て味を想像する?

はじめのうちは「これはなんのことを言っているの?」と記載事項がなかなか解読できないかもしれませんが、ワインショップなどで様々な種類のボトルを眺めているだけでもだんだんコツがつかめてくると思います。また、ワインに慣れ親しむにつれてそのワインの素性に興味が湧き、自然にラベルが読めるようになってくるに違いありません。すると、ラベルをひと目見ただけで味わいを想像することもできるようになるでしょう。

時には「ジャケ買い」してみよう

また、いわゆるCDなどの「ジャケ買い」と同じ感覚で、ラベルの雰囲気やデザイン性でワインを選ぶということもあります。実はこれももちろん良い選び方。造り手にとってはラベルは大事なワインの顔なので、自分が仕込んだワインの味わいをイメージしてラベルをデザインします。感覚的なものではありますが、ラベルのデザインセンスがある造り手のワインは味にもそのセンスが感じられるというものです。

保守的でクラシックな印象のラベルはワインの味わいもしっとりとクラシカルなことが多く、逆に前衛的でモダンなラベルのワインはどこかすっきりと合理的な味わいであることが多いように思います。迷ったときはラベルから放たれる雰囲気で「なんとなく、おいしそう!」と感じたものを選んでみるなど、直観に任せるのもいいかもしれませんね。

ラベルを読むコツをつかんで、あなたのワインライフをさらに豊かなものにしていきましょう。

執筆:久保 晴(KUBO HARURU)
1988年生まれ 千葉県出身 ワイン会プロジェクトメンバー
大学在学中に働いていたイタリアンレストランでワインの奥深さに目覚め、卒業後ワイン専門商社に勤務、昨年ワーキングホリデーでニュージーランドへ渡り、セントラルオタゴのヴィンヤードでぶどう栽培を学ぶ。シャンパーニュとピノノワールをこよなく愛す27歳。趣味は料理と旅行。カメラ女子。現在はIT企業に勤める傍ら、ワインの普及と食文化の発展のために邁進中。好きな言葉は「一期一会」JSA認定ソムリエ。

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