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TOKYO WINE PARTY

人と人がゆるくつながる。自由で気楽なワイン・パーティー

ルーシー・マルゴーの貴重なマグナムを試飲する


ワイン会でたまにワインをサーブしているクスノキタケルです。このブログでは、店主の個性がキラリと光るお店、美味しいお料理やお酒が出るお店を飲み歩く僕の日常と非日常を淡々と綴っています。

恵比寿『WINE MARKET PARTY』での試飲会。
初めて飲むオージー自然派のマノンやビトウィーン・ファイブ・ベルズに加えて、ルーシー・マルゴーのピノノワールのマグナムと、ヤウマの2銘柄。

来店時間が遅くなってしまい、ビトウィーン・ファイブ・ベルズは一つだけで、レッドの2015年。
ヴイクトリア州のジーロングで造るそのワインは、シラー、ピノ・ノワール、ネロ・ダヴォーラ、ネグロ・アマーロの混醸だけど、90%がシラーで、全房が60%、除梗が30%とか。いかにもな自然派。果実味が濃いけれど、かなり青臭さも強い。

ルーシー・マルゴーの実質的に最後のワイン・アシスタントというマノンは全て2016年で、ハイ・パラダイス(サヴァニャン、シャルドネ)、モダン・ラヴァーズ(モスカート・ジャッロ、ソーヴィニヨン・ブラン)、ロージー・デイ(ネッビオーロ、ドルチェット)、ブラッシーズ・グリ(ピノ・グリ)。

ハイ・パラダイスは、濁っており酵母香。酸が強く、酸っぱい青リンゴみたい。モダン・ラヴァーズはオレンジワイン。酢酸エチルが強く、洋ナシ様。これも酸が突出してる。
ロージー・デイは香ばしく、ミルクチョコレートを想起し、焦げた樽の香りで旨味が強いロゼ。ブラッシーズ・グリは濁ったロゼで、ハーブやスパイスのニュアンスが強い。
どれもリリースしたてなので、もう少し時間を置くとまた大きく変化しそうなワインでした。

ヤウマの2銘柄も共に2016年で、カベルネ・フランのシンヤ・サンと、シラーのフェアリーガルデン。
シンヤ・サンは二人のシンヤさんに向けたキュベとのこと、コケモモを連想する甘酸っぱく瑞々しい果実味。フェアリーガルデンは、ジューシーで柔らかい果実味。全く相反するような二つの銘柄。いずれにしてもブラインドで品種は当てられないなあ……。

ルーシー・マルゴーのワイルドマン・ピノノワールは2014年の貴重なマグナム。
全房発酵ゆえか、まだ若いので青臭い茎のニュアンスは強く、アニスのような癖のある清涼感にも感じられる。スモモや赤ベリーに岩海苔、スパイス。ルーシー・マルゴーの不思議ちゃんワールドが全開でした。

試飲の最後に出していただいた、ドラピエのラタフィア。
凜とした甘美さが、酸やタンニンで疲れた舌を癒してくれる。何か塩気のあるもの、中でも、青かび系チーズが食べたくなります。

ついでに、前の「Tastin’ France」にて、とても印象に残ったプイィ・フィッセ。ERIC FORESTという造り手の2015年を、畑違いで。

LES CRAYSの方は柔らかく厚みのあるフレンドリーな果実味で、石灰質土壌のLA ROCHEは火打石の香りが高く素晴らしいエレガンス!
ブースにいらしたフランス人の方(この方はインポーター?それとも造り手???)は、ブラインドで飲んだらコルトン・シャルルマーニュだと思うよと誇らしげに語っていました。

また、同じ造り手のブルゴーニュ・ルージュを2012年~2015年で飲み比べるという趣向も、ビンテージの違いがよく見えるようで楽しかったですね。
やっぱり飲み頃を含めて2012年が僕好みでしたが、2015年は確かに力強いグレートビンテージなんだろうなと思わせます。

TOKYO WINE PARTYは
ワインを楽しみながら、参加者同士の交流も楽しもうという会です。
楽しむことが目的ですので、ワインに詳しい必要はありません。

事前知識なしで気軽にご参加ください。
初めての方が一人で参加しても楽しめるフレンドリーな会です。

皆さまのご参加を主催者一同お待ちしています。

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