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TOKYO WINE PARTY

人と人がゆるくつながる。自由で気楽なワイン・パーティー

日本最古のクレマンダルザスを愉しむ


ワイン会でたまにワインをサーブしているクスノキタケルです。このブログでは、店主の個性がキラリと光るお店、美味しいお料理やお酒が出るお店を飲み歩く僕の日常と非日常を淡々と綴っています。

白金高輪の『オレキス』にて、アルザスワイン会。
ワインの事は、書こうと思っていてもつい後回しになり、いつも遅くなってしまう。これはメモも取っていなかったので簡潔に……。

まずは、北海道のゴールドラッシュ(玉蜀黍)のポタージュに、SimonisのMuscat Grains de Folie 2010年。貴腐菌の付いたミュスカからとのこと。

続いて、以前に手伝っていた店でも使っていたJean Ginglingerの、スタンダードなリースリングの2006年とグランクリュ「Steinert」のゲヴェルツ 2006年の比較。

この造り手のゲヴェルツは、いかにもな派手な香りは控えめで、静謐なゲヴェルツ。

お料理は、真鯛のエスカベッシュ。ターメリックの香りを纏って、オリエンタルな雰囲気に。

主催の方によれば日本に初めて入ってきたクレマン・ダルザスという、Dopff au Moulin Cremant d’Alsace Brut Cuvee Bartholdi 1985年!
アルザスの泡でこんな古酒を飲んだのは初めてでした。かなり酸化熟成は進んでいましたが、貴重な経験。

さらに、アルザスの自然派としてあまりに有名なジュリアン・メイエーの1997年、 Auxerrois Serie B。
現在のスタイルとは異なり、一度しかリリースしなかった幻のキュヴェだそうな(主催者による説明から)。

これらのワインには、軽く一夜干しにした鮎。ダージリンで炊いたクスクスを添えて。
鮎も良かったけど、このクスクスがとても香り良くて美味しかった!

そして、ピノが2本。どちらも2009年を飲み比べ。
Ernest Burnの単独所有というClos Saint-Imierと、主催の方からアルザスで今やトップの生産者であのジャン・ミッシェル・ダイスが絶賛しているという話を聞いて気になっていた、Valentin ZusslinのBollenberg Harmonie。
どちらも予想に反して力強いピノ。エルネスト・ビュルンは、固くてタンニンもしっかり。ヴァランタン・チュスランは果実味と凝縮感が凄い。

肉料理は米沢ポーク。休ませながら、じっくり火入れした豚肉は綺麗なロゼ色。素晴らしい!

最後に、Domaine du Moulin de Dusenbachのゲヴェルツ、2011年のヴァンダンジュ・タルディヴ。

人数の割に本数が多く、酔いも回っていたためか、デザートの詳細は失念してしまいましたが……(汗)

ところで、初めて伺ったオレキスでは、ザ・ジョージアンクラブで長らく支配人を務めていらした春藤さんのサービスも楽しみだったのですが、とても気さくな接客で、良い意味でざっくばらんな対応に、少し構えていた気持ちがグッと軽くなりました。
話しかける際の所作や声のトーンなど、真似したいところが沢山。大変勉強させていただきました。

TOKYO WINE PARTYは
ワインを楽しみながら、参加者同士の交流も楽しもうという会です。
楽しむことが目的ですので、ワインに詳しい必要はありません。

事前知識なしで気軽にご参加ください。
初めての方が一人で参加しても楽しめるフレンドリーな会です。

皆さまのご参加を主催者一同お待ちしています。

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