TOKYO WINE PARTY

　
マリアージュ（marriage）とは、フランス語で「結婚」を意味する単語です。
ワインと料理のいい組み合わせのことをマリアージュということがあります。

ワインの味がより引き立つように、料理と上手にマリアージュさせるのもまた醍醐味の一つです。

ですが、味覚は人それぞれ。
どんな組み合わせにもこれといった正解はないですし、わざわざ手の込んだ料理を作らなくても楽しむコツはありますのでこちらを参考にしてみてください。

◆色を合わせる
肉料理には赤ワインを合わせがちですが、鶏・豚などの白い肉には白ワイン、牛・羊・鹿などの赤い肉には赤ワインなど色に合わせるのもおすすめです。
魚料理も同様に、白身のものには白ワイン、赤身には赤ワインなど。

◆香りを合わせる
ハーブを使った料理にはハーブの香りを感じさせるワイン、スパイシーな料理にはスパイスの香りを感じさせるワインなど。
ワインの香りはいろいろな植物や食べ物の香りに例えられていますので、それを参考にしてみてください。

◆産地を合わせる
パエリヤにはスペインワイン、ラタトゥイユなどの南仏料理にはローヌやプロヴァンス、
日本だったら北海道のジビエ料理に北海道産のワインなど、郷土料理とその産地の組み合わせは相性がいいのでおすすめです。

◆雰囲気や気分に合わせる
今日はゴージャスな気分にしたいのでシャンパンにしようかな、今日はカジュアルな料理が多いので爽やかでフルーティなスパークリングワインから始めようなど、その日の気分や雰囲気で合わせてみるのもいかがでしょう？
一つ一つの料理に合わせることに気をとられず、「今日はどんな場にしたいかな」という視点でワインを選んでみるのもまた楽しいと思います。
　

執筆：ワイン会運営マネージャー 小宮沢奈代